薬のさじ加減と医師との信頼関係
東洋医学の鍼灸で治療を受けておられる方はわかると思いますが、
病が治って、できれば薬にも、最終的のは鍼灸にも頼らないようになって頂くように治療をしています。
ですので治っていく過程で薬が減っていくのは自然なことです。
薬も実は体が弱っていると効きが悪く、治っていく過程で元気が少しずつついてくると効きがよくなってきます。ですからそのまま分量や種類などを変えずに続けていると、効きすぎて反対に副作用的な症状が出てきたりします。ここで医師との相談が必要になります。
医師に薬のさじ加減をしてもらわないといけません。
何でも話せるホームドクターを持ってください。
機嫌を損ねたらどうしよう…と患者側が思っているならその医師は止めた方がいいです。
近所に、まさにさじ加減をしてくれるドクターがいました。自分でゴリゴリして袋に詰めて、「治ってもまだ薬が余ってしまったらもってきて。いつまでも古いのを持ってる必要はないからね」と回収もしてくれます。残念ながら昨年引退をされましたが、最後まで忙しいドクターでした。