9月 2012 のアーカイブ
自律神経の改善(全体と部分)
腹式呼吸や、運動をして、自律神経全体が強くなってきていても、自分の弱い部分の自律神経が持ち上がってこないことは良くあります。
例えば腹式呼吸は副交感神経を持ち上げやすい呼吸法ですので、人前に出てもドキドキしなくなったとか、寝起きが楽になったとかあっても、自分の一番弱い、胃腸の調子だけが何となく持ち上がってこない。
そんな時ダイレクトに鍛えてあげれるのが、東洋医学鍼灸なんです。
治療は家でも続く
例えば週1回治療院で治療するとして、後の6日23時間は家で治療が続いていると思ってください。ですから寝不足や、暴飲暴食なんてありえないんです。
西洋医学の医師も、「この病気を治すのにまず禁煙からしましょうね」というと思います。それに対して「そんなんできない、病気を治すのは医者の仕事だろ」という人がいたそうですが、これは大きな間違いなんです。
朝起きた時、腰が痛い。
夜寝ている間は、血液は内臓(東洋医学で言うところの「陰」)修復のために、骨肉より内臓に集まるため、朝起きた時に、なんだか腰や、肩や関節の動きが悪い、または痛い。血気盛んな若者は「なにそれ?」というかもしれないが、中高年、あるいは出産後の方などその経験があると思う。特に腰に感じるのを、「寝腰」というのだ。
調子がいいから…と思っても、肉はやめときなはれ
胃腸を中心に調子が悪い方が治療をしていくうちに、「今日はいけるかも」と思うことがありますが、ハンバーグであっても、肉は肉。もう大丈夫と太鼓判をもらうまでは、やめときなはれや。
してはいけないことがわかっていく
治療は、鍼を打つだけではありません、お灸をすえるだけではありません。いろんな話をすることも治療の一つです。治療しながら話していると、してはいけないことがわかってくるんです。
「えー!それはしてはいけませんよ~」ということを患者さんは良かれと思ってしてることが案外あるんです。
透析患者にならないように前段階で指導
透析施設で働いている友達からの又聞きで申し訳ないですが、透析学会に行った看護師さんから聞いたところ、市全体の病院で(市の取り組みだと思いますが)透析患者になる前段階の人たち、すなわち糖尿病を持ってる方や高血圧の方などに、徹底して生活習慣の改善指導を行い、また、透析患者さんにも、水分などのコントロールや、生活習慣の改善の指導を行った結果、薬が減ったということでした。市としては、市民がならなくていい病気にならないうえ、医療費が減り、一石二鳥です。三鳥、四鳥にもなるかもしれませんね。
たった30秒のストレッチ
腰痛がそこそこ痛みが治まってきたら、30秒の腰のストレッチを勧めます。お風呂上りに寝転がり、膝を抱えて30秒。これだけ。たったこれだけを毎日しているとすごく予防になります。朝はあかんで。朝風呂の後ならいいけどね。
人間の体の取説
人の「取説」が生まれた時から与えられてたら、膨大な本になるでしょうね。
細胞が元気でないと血糖値は下がらない。
皆さん、インシュリンが血糖値を下げてると思ってるでしょ。インシュリンは「血糖が上がってきたから君たち下げるようにはたきなさい」・・・という係なんです。で、君たち…というのが各細胞のことで、細胞が糖を脂肪に変えて蓄えたり、グリコーゲンにして肝臓に貯蔵したりするわけ。だから、インシュリンを注射しても、各細胞が元気でないと、効き目がない、血糖値が下がらないということになります。
食べたくない時
元気が出ないのは食べないからだ、食べなさい食べなさい。と元気な人は言いますが、食べれない時は食べない。胃腸を休ませないといけない時かもしれないし、食べれば食べるほど、体調が崩れていくこともある。
どうしてもというなら、おかゆさん、または、ウィダーインゼリー(常温で)