温める
カイロの季節となりました
足の裏に入れるカイロが、なぜか全身温まるという結果。
そんな季節になりました。
風邪をひかないようにしなければ何かとややこしい昨今です。
睡眠に関する厚労省の健康づくりのための睡眠指針
あたりまえだが見逃しやすいことが書いてあります。ぜひ読んでください。感動します。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
6ー②で
結果として 寝床内で身体近傍の温度が 33℃前後になっていれば、睡眠の質的低下はみられない、とあります。
寝る前に部屋を暖かくして、エアコンの機種にもよりますが、21~23度に設定をして、室温を17度くらいにしておくといいと思います。乾燥が気になる方は加湿もしてください。
柿が色づく頃は医者が青くなる・・はず
本来秋というのは体が調子よくなる季節です。ですので、「柿が色づく頃は医者が青くなる」と言われています。
ところが最近は気温がちょっとおかしい時があり、寒さに近づくと思いきやちょっと温かったりと、春っぽい気温になってみたりすると、調子を崩してしまいます。風邪をひいたり、ちょっとめまいがでたり・・・
服や部屋の温度管理が大事になってくるかもしれませんね。
自律神経がしっかり強い人はそうでもないんでしょうが・・・
寝てる時も暖房を
とても寒くなりましたね。温かいお正月を経験した後の寒さなので身にしみます。
張った氷をあまりみませんので、昨年より温かいのでしょうが、温かさの後の急激な寒さです。体調を崩しやすいです。
夜寝ている時は部屋の温度が16~18℃くらいに保たれるように暖房をしたまま寝ています。エアコンですので加湿器と、天井近くに小さな扇風機をかけています。
寝起きが全然違います。起きやすいです。
光熱費と医療費、どっちにお金をかけますか?
流行ってる
「お灸女子」が流行ってる。
女子というのは、本当に自分の身体を思っています。
積極的に何がいいかをわかる仕組みになっているのでしょうね。
流行りで終わらずに、静かにずっと続けてほしいです。
頭寒足熱と湯船
自律神経のバランスを整えるのに必要な生活習慣の1つです。
頭寒足熱。
頭辺りを涼しく、腰から下は暖かくする。
のぼせやすい人も冷え性の人も、血行が悪い人も、これを心がけてください。
湯船につかるのは、頭寒足熱の理にかなっています。シャワーでは足元、腰は温もりません。水圧の効果も言われてきています。夏でも週に3回くらいは湯船につかって下さい。
生活習慣の改善は
前回、自律神経を整えるのが健康に良いと書きました。
そのためには生活習慣を整えることも大事です。
その中でも治療の効果を上げるのが「睡眠」です。
いくらお薬を服用しても、鍼灸治療をしても、おうちでのお腹温めでも、これが不足していると、効果は落ちます。
かならずぼくは患者さんに睡眠と便のことを聞きます。大事なことだからです。
夜更かしはいけませんね。
不眠症についてはまたいづれ・・・
温める・・・カイロでいいの?
体は暖かいほうがいいですね。体温も36.5以上はほしいところです。
じゃあ、カイロで温めておきます・・・と言ってずっと同じ場所に1日中貼っておくのもいけません。
ずっと同じ場所に同じ刺激を与えていると、刺激過剰になって体に悪いです。
じゃあどうすればいいか・・・
腰に2時間おなかに2時間。とか、背中に2時間腰に2時間。とか、
私がおすすめなのは、お灸や、アズキのちから(キリバイ)です。
刺激がずっとじゃないのでいいです。
温めるのにも、「めり」「はり」をつけましょう。
お腹を冷やすと狂う
冷たい物のとりすぎで、お腹を冷やしてはいけません。自律神経が狂ったり弱くなります。またはそのきっかけに成り得ます。水分やミネラルのとり方は「熱中症」を参考にしてください。